|
2012年 03月 26日
原題:SHERLOCK HOLMES: A GAME OF SHADOWS監督:ガイ・リッチー 脚本:マイケル・マローニー/キーラン・マローニー 撮影:フィリップ・ルースロ 音楽:ハンス・ジマー 出演: ロバート・ダウニー・Jr (シャーロック・ホームズ) ジュード・ロウ (ジョン・ワトソン) ノオミ・ラパス (シム) ジャレッド・ハリス (ジェームズ・モリアーティ教授) レイチェル・マクアダムス (アイリーン・アドラー) スティーヴン・フライ (ホームズの兄) ケリー・ライリー (メアリー) × × × どこかで見たことあるぞと思ったら、おお、リスベット! 普通に楽しいけど普通にしか楽しくない・・。困ったもんだ。 トータルしたら前作のほうが面白かったとおもう。前回の話は、犯人の〇〇君が魔術にみせかけてイベントを、現実の理屈で説明していくのが大まかな構成だったのだけど、今回の映画は普通にちゃらちゃらした演出の集合体だけで、それ以上の何者でもない感じ。 面白い/面白くないの基準を何処に置くかは見る人のスタンスによってかわってくる。この映画は、受身の観客には面白いかもしれないけど、考えてみる人には面白くもなんともないだろう。つまり、見ている人が想像する予知がない。これは先頃の映画の特徴のひとつなのだけど、頭の悪い人向けを最大限い意識してつくられていて、矢継ぎ早に情報を与えていくスタイル。いつの時代にも頭の悪い人のほうが頭の良い人より多いので、確かに頭の悪い人を基本ターゲットに設定するほうが商売的にはいいので、それ自体はどうのこうの言うつもりはなのだけど・・・・、なのできっと頭の良い人はあんまりときめかない映画になってると思う。 おそらく、『シャーロック・ホームズ』という物語は、そのポイントになるのが「推理」。断片的な証拠から全体系をいかに推測するか・・ということが面白い作品なのだとおもう。10人中2~3人が分ればいいくらいのトリックが用意されていれば、見ている人がたどりつかなくてもそれはそれでたのしいものなのである。 ただ、このシリーズは、推理をゆだねる映画ではなく、ホームズが予測する言い訳としてそのヒントが速攻早回しでえがかれたりスローで描かれたりするのだけど、こそれは映画の展開のための良いわけで、誰が見ても分らないヒントでしかない。要するに推理ものではなく、アクションもので、物語の言い訳にホームズの推理力というものが使われているというスタイルになってしまってる。 それでも、意外性でがしがし押してくる情報提示は楽しいので、受身型映画鑑賞人間の方は充分に楽しめると思う。そういう私もけっこう愉しんでみることが出来た。それはこの新しいスタイルの『シャーロック・ホームズ』という映画のよさであり、きちんと認めなければいけないところでもある。 <あらすじ> ヨーロッパ全土で起きる爆破事件。そして来るべき世界大戦にむけて、武器の調達と薬の調達を完了、商売の準備はすでに出来ているモリアーティ教授(ジャレッド・ハリス)。あとはその戦争を起こすトリガーをどこで引くかだけのスタンバイ状態。不穏な情勢のなかでスイスの某滝(原作では、ホームズとモリアーティがとっくみあって落下するのは「ライヘンバッハの滝」ということになってます)の上の屋敷に集められたヨーロッパ各国の大使たち。この平和会議が失敗に終わればヨーロッパ全土は世界大戦に突入する。しかしホームズは、モリアーティが仕組んだ大使達暗殺のトリックを見抜いていく・・・。 原作は、このシリーズを終わらせるために、最強の敵としてモリアーティ教授を登場させ、ラインバッハの滝から2人とも落ちて共倒れで終了することになっていたそうです。が、その後「ホームズを殺すな」という読者からの熱い要望により、ホームズは生きていた・・ということになったそうです。
by ssm2438
| 2012-03-26 01:33
|
アバウト
![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
ファン
検索
以前の記事
2016年 05月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 タグ
☆☆☆(365)
☆☆☆☆(199) 一見の価値あり!(84) ☆☆☆☆☆(84) 貴重なヌードあり!(82) シナリオ勝負映画(82) 撮影的に高品質な映画(81) この女優必見!(80) 楽しいぞ!この映画(80) ダメだこりゃ映画(79) 女優が色っぽい映画(78) 女優が愛らしい映画(76) 自然描写が美しい映画(53) 一見の価値もなし!(53) ダイナミック望遠映画(37) ディープメンタル映画(22) 言葉が素敵な映画(22) リアリズムの映画(20) ぼろ泣き映画(16) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(13) カテゴリ
ジョン・フォード(1894) フランク・キャプラ(1897) A・ヒッチコック(1899) V・デ・シーカ(1901) ウィリアム・ワイラー(1902) ビリー・ワイルダー(1906) フレッド・ジンネマン(1907) 松本清張(1909) 黒澤 明(1910) M・アントニオーニ(1912) ルネ・クレマン(1913) I ・ベルイマン(1918) F・フェリーニ(1920) G・チュフライ(1921) W・A・フレイカー(1923) シドニー・ルメット(1924) 増村保造(1924) H・ウェクスラー(1926) S・キューブリック(1928) J・フランケンハイマー(1930) N・アルメンドロス(1930) ロベール・アンリコ(1931) ゴードン・ウィリス(1931) マイク・ニコルズ(1931) F・トリュフォー(1932) A・タルコフスキー(1932) D・マカヴェイエフ(1932) テオ・アンゲロプロス(1935) ウディ・アレン(1935) R・レッドフォード(1936) リドリー・スコット(1937) 木村大作(1939) ジョン・バダム(1939) W・フリードキン(1939) J・L・ブルックス(1940) エイドリアン・ライン(1941) ノーラ・エフロン(1941) K・キェシロフスキー(1941) ペニー・マーシャル(1943) ピーター・ウィアー(1944) C・デシャネル(1944) ラッセ・ハルストレム(1946) S・スタローン(1946) アイバン・ライトマン(1946) S・スピルバーグ(1946) パトリス・ルコント(1947) E・ズウィック(1952) ゴジラ(1954) G・トルナトーレ(1956) ブラッド・バード(1957) 男はつらいよ(1969) ライフログ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||