西澤 晋 の 映画日記

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2012年 05月 03日

キングコングの逆襲(1967) ☆

キングコングの逆襲(1967) ☆_f0009381_9571825.jpg監督:本多猪四郎
脚本:馬淵薫
撮影:小泉一
音楽:伊福部昭
特技監督:円谷英二

出演:
ローズ・リーズン (カール・ネルソン司令官)
宝田明 (野村次郎一尉)
リンダ・ミラー (スーザン・ワトソン看護婦)
浜美枝 (某国諜報部員マダム・ピラニア)
天本英世 (ドクター・フー)

     ×   ×   ×

おいおい、北極に大地はないだろう・・・、北極圏の何処かの国ってことなら判るのだけど・・・。

Dr.フー(天本英世)は北極に発掘基地を作り、次世代のエネルギー鉱石エレメントXを発掘していた。そのスポンサーはアジアの某国でその仲介役がマダム・ピラニア(浜美枝)。
Dr.フーは、コングの機能を模倣して作られたメカニコングをつかってエレメントXを発掘しようとするのだが、その鉱石の発する電磁波のために回路が機能停止してしまう。だったらこのさい本物のコングを生け捕りに、そいつにやらせてしまおうと考え、コング捕獲にむかう。

話はこのような展開で始まる。
ボンドガールでもある浜美枝さんが相変わらず可憐なのだが、どうも某国のスパイというのがちと嫌悪感を感じさせる。どうしてもアジアの某国というと中国か北朝鮮をイメージしてしまうので、そんな国の手先に浜美枝さんはないだろうって思うのはわたしだけ? これが水野久美さんだったら問題ないのだけど(苦笑)。
一応最後は浜美枝さんが良心の呵責からDr.フーを裏切って死んじゃうのだけど・・・、もうちょっとキャラクターの背景をしっかり書き込んでくれてると良かったのに。

一方南の島のモンゴ島に上陸した国連の海底調査隊のカール・ネルソン司令官(ローズ・リーズン)、野村次郎一尉 (宝田明)、スーザン・ワトソン看護婦(リンダ・ミラー)はコングと遭遇。例によってスーザンに一目ぼれしたコングは、ゴロザウルスと巨大蛇から彼女を護るのだが、スーザンはあえなく島を離れることになる。
そのごコングはDr.フーらに拉致されて北極につれていかれ、エレメントXを掘る作業につかされるのだが、コングを精神的にコントロールするためのエサとしてスーザンが拉致されてくる展開になる。
その後、逃げ出したコングは東京に上陸、追ってきたメカニコングと戦うことになる。

アメリカ版の『キングコング』のコンセプトをいれつつ『キングコング対ゴジラ』との関連性はない。たしかあっちのキングコングは45メートルくらいの設定だったけど、『キングコングの逆襲』のコングは20~25メートルの設定になっている。

個人的にはコングの顔が嫌いで・・・はは。
それ以上に、<キングコング>という映画そのものにあまりいい感触がもてないのが原因か・・・。

あ、分った!
そういうことか・・・・。
『キングコング』という物語は、男にとって自虐的な話なんだ。
人間の男に感情移入すれば、「自分より強い男に魅了されていく女」が描かれ、
キングコングに感情移入すれば、「どんなに強くても結局は選ばれない男」が描かれる。
女性の立場からみれば、強い男に魅せられ、それをあやしつつ、でも貴方じゃないのよごめんなさ~いって去っていく、けしからん女の性が根底にあるからだな・・・。

うん、『キングコング』という映画の基本コンセプトは、けしからん!!!!!
きっとこの原作者はホモだ! そうに違いない。
ホモ、嫌いいいいいいいいいい!!!!!!!

by ssm2438 | 2012-05-03 09:57


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