|
2009年 03月 30日
監督:ブラッド・バード脚本:ブラッド・バード 撮影:シャロン・カラハン 音楽:マイケル・ジアッキノ 声の出演:パットン・オズワルト ブライアン・デネヒー ピーター・オトゥール × × × いや~~、よかったね。 『ミスター・インクレディブル』以来、ピクサーさんにはとっても感心をしてめしてる西澤。つぼがにてるんだよね。かといって前回の『カーズ』どうしようもないほどダメダメだったけど。これで十分うるうる泣けるのは、歳のせい?歳とればとるほど、映画みてよく泣けますね(笑)。 ただ、最後「実はレミーが創ってたんだ」ってばらした後、みんながさっていったレストランの厨房で、レミーの仲間たちがよってたかった料理をつくるんだけど、あれはどうなん??って思ってしまったな。 まあ、「ねずみが寄ってたかって料理をつくってる」こと自体が気持ち悪いっていう人もいるけど、そんなんはほっといていいだ。ただ、話は人間の話にしてほしいというか・・。 ストーリー構成的にちょっとこの辺は納得いかないものがあったかなあ。 あとねずみが実はつくってたんだってことを暴露するのも、あの彼女だけでよかったんじゃないのかなあ?? 秘密って二人でもってるからロマンチックなのであって、みんなで共有してしまうとドラマとしてジレンマがなくなるというか、面白くなくなってしまうような気がする。やっぱり「僕がウルトラセブンなんだ」はアンヌだけが知っていて、他の連中はしらなくっていいんだよ。 これって日本人的なのかなあ? 『スパイダーマン2』の時に彼のマスクがとれちゃって、列車の中の人たちはスパイダーマンが誰なのか知ってしまう、でも、最後マスクを返して「みんな知らなかったことにしようよ」でシークレットの共有が生まれてこれはこれでとっても素敵で、すっごい心の開放感があって、とっても好き。あれも、その列車に乗り合わせたって限定された人の間だけの秘密のシェアだからとっても有効的だったのだけど、なんなんだろうね、今回の『レミー・・』での暴露シーンは(実はこのシーンで私は泣いてたのだけど)、結果として他のシェフたちがそこで去って行ってしまうと、 “この秘密をみんなで大事にしようよ・・” ・・っていうい演出的に一番美味しいところを料理し損ねた感はあるかな。 もう20分長めにして、おねーちゃんシェフのキャラクターなんか、描きこめればマッチベターだったと思うけど。頑張りやおねーちゃんシェフの都会で生きる孤独・・・とか、認めてほし欲求だとか・・、現状だとちょっと記号的に処理しすぎだったかもしれないな。 で、そんな彼女は孤独をいやすために猫飼ってってるとか。 大団円のあと、猫が振り向いたら、猫の口からレミーの尻尾がペロンて出ててぴろんぴろんって動いてる。じゃん、エンドマーク。で、「あいつどこいったんだろうな? おお~~い、どこいったんだ?」・・みたいな。 そして彼はレミーのいない状態て現状リセット、レミーののこしたレシピで新たなシェフとしての自分のシェフ修行をリスタートするのであった。。。 ・・とか、要するに人間の話にしてほしいんだよね。 ただ、こういうのは、クリエイターが創りたいものと、重くないエンタテを求める映画会社が求めるものとは常に違うyもとのであり、全部が全部、クリエイターの思うままにはならないものだから、ある程度相容れない部分があるのも仕方ないかなってう。 ああ、大人。 というわけで、トータルとしてはとっても楽しいいい映画でした。 それに、次回作のお目目に満点の星を移しこんだロボット君の話も燃えそう。 もうあの次回予告だけで見たいっておもってしまう。つぼが一緒だとそれだけで少々へぼってても許してしまう。そのツボとはいったいなんなだろうって考えてみると「憧れ力」かもしれない。 「憧れ力」が強いが故の力と苦悩。 そして、その「憧れ力」込められた彼らがつくるキャラクターと、自分がもつ「憧れ力」とがいい感じシンクロするのだろうなあって思った。 「憧れ力」を持つすべての人、万歳!
by ssm2438
| 2009-03-30 05:37
| ブラッド・バード(1957)
|
アバウト
![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
ファン
検索
以前の記事
2016年 05月 2013年 12月 2013年 10月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 タグ
☆☆☆(365)
☆☆☆☆(199) 一見の価値あり!(84) ☆☆☆☆☆(84) 貴重なヌードあり!(82) シナリオ勝負映画(82) 撮影的に高品質な映画(81) この女優必見!(80) 楽しいぞ!この映画(80) ダメだこりゃ映画(79) 女優が色っぽい映画(78) 女優が愛らしい映画(76) 自然描写が美しい映画(53) 一見の価値もなし!(53) ダイナミック望遠映画(37) ディープメンタル映画(22) 言葉が素敵な映画(22) リアリズムの映画(20) ぼろ泣き映画(16) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(13) カテゴリ
ジョン・フォード(1894) フランク・キャプラ(1897) A・ヒッチコック(1899) V・デ・シーカ(1901) ウィリアム・ワイラー(1902) ビリー・ワイルダー(1906) フレッド・ジンネマン(1907) 松本清張(1909) 黒澤 明(1910) M・アントニオーニ(1912) ルネ・クレマン(1913) I ・ベルイマン(1918) F・フェリーニ(1920) G・チュフライ(1921) W・A・フレイカー(1923) シドニー・ルメット(1924) 増村保造(1924) H・ウェクスラー(1926) S・キューブリック(1928) J・フランケンハイマー(1930) N・アルメンドロス(1930) ロベール・アンリコ(1931) ゴードン・ウィリス(1931) マイク・ニコルズ(1931) F・トリュフォー(1932) A・タルコフスキー(1932) D・マカヴェイエフ(1932) テオ・アンゲロプロス(1935) ウディ・アレン(1935) R・レッドフォード(1936) リドリー・スコット(1937) 木村大作(1939) ジョン・バダム(1939) W・フリードキン(1939) J・L・ブルックス(1940) エイドリアン・ライン(1941) ノーラ・エフロン(1941) K・キェシロフスキー(1941) ペニー・マーシャル(1943) ピーター・ウィアー(1944) C・デシャネル(1944) ラッセ・ハルストレム(1946) S・スタローン(1946) アイバン・ライトマン(1946) S・スピルバーグ(1946) パトリス・ルコント(1947) E・ズウィック(1952) ゴジラ(1954) G・トルナトーレ(1956) ブラッド・バード(1957) 男はつらいよ(1969) ライフログ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||