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  <title> 西澤 晋 の 映画日記:Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）</title>
  <category scheme="http://ssm2438.exblog.jp/i29/" term="Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）" label="Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）"></category>
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  <modified>2012-01-21T17:47:55+09:00</modified>
  <author><name>ssm2438</name></author>
  <tabline>主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆＝普通の出来だと思ってください。</tabline>
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    <title>幸せの始まりは(2010)　☆☆☆</title>
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    <issued>2011-02-17T12:26:00+09:00</issued>
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    <author><name>ssm2438</name></author>
    <dc:subject>Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[<img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/201102/17/81/f0009381_12241718.jpg" alt="_f0009381_12241718.jpg" align="right" class="IMAGE_RIGHT" height="320" width="227" />監督：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
脚本：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
撮影：ヤヌス・カミンスキー<br />
音楽：ハンス・ジマー<br />
<br />
出演：リース・ウィザースプーン　（リサ・ジョンソン）<br />
　　　　ポール・ラッド　（ジョージ・マディソン）<br />
　　　　オーウェン・ウィルソン　（リサの彼氏・マティ）　　<br />
　　　　ジャック・ニコルソン　（ジョージの父）<br />
<br />
　　　　　　　＊　　　　　　　　＊　　　　　　　　＊<br />
<br />
どのセラピー患者にも効果のある言葉は、「自分の心に正直に・・・」<br />
<br />
現代は『HOW DO YOU KNOW』。どうして分かったの？　どうして知ったの？　みたいなニュアンスか・・。<br />
<br />
あいあわらず冴えるジェームズ・Ｌ・ブルックスのアクロバティックなシナリオ・サーカス。『スパグリッシュ』以来のジェームズ・Ｌ・ブルックス作品。おおお、あいかわらずやってくれます、言葉の魔術師。でも、『スパングリッシュ』のほうが私は好き。でも『スパングリッシュ』よりも『ブロードキャスト・ニュース』のほうが好き。そんなわけで、できばえ的には『恋愛小説家』と同じくらいじゃないでしょうか。<br />
<br />
物語はこれまたジェームズ・Ｌ・ブルックスのいつものパターン３角関係。<br />
ナショナルチームの全米代表からはずされた３１歳のソフトボール・プレーヤー、リサがなんとか普通の恋愛をしようと奮闘する話。その恋人ワシントン・ナショナルズのピッチャー。そこに詐欺の疑いをかけられて会社を首になった（なってないのかもしれない）主人公の男が絡んでくる。<br />
しかし・・・、よくよく考えてみるとブルックスの場合はどの作品をみてもほとんど三角関係が基本になっている。ごちぇえごちゃした人間関係を描くのは好きなんですね（笑）。でも、ブルックスの三角関係はがちがちの恋愛バトルじゃなくて、ちょっとニュアンスの違ったものになっている。恋愛関係ではない三角関係で、その中に恋愛関係が割り込んでくるというのが、正しい表現かもしれない。<br />
<br />
ジェームス・Ｌ・ブルックスがすごいのは、人と人との恋愛関係じゃなくて、関係と関係の関係を描いているところ。ほとんどのドラマは、ＡさんとＢさんが恋人どうしで、そこにＣさんが絡んでくるという構成。これ以外に考えようがないだろうが、ジェームス・Ｌ・ブルックスの物語は、（ＡさんとＢさん）の関係に（ＢさんとＣさん）の関係がからんでくる。個人と個人の恋愛模様ではなく、二人のコミュニケーションがひとつの固定体として捉えられており、そこに別のコミュニケーション・スタイルが侵食してくる、あるいは寄り添ってくる・・という超高度に練られたシナリオなのである。<br />
この物語ではメジャーリーガーの恋人ととリース・ウェザースプーンの関係は、かなりふわふわしたものだが、その関係の中にリース・ウェザースプーンと主人公の男の関係割り込んでくる。あるいは、会社（あるいは父）と主人公の関係に主人公と彼のアシスタントの関係が割り込んでくる。<br />
ジェームス・Ｌ・ブルックスのシナリオというのは、関係を個性化し、関係同士をからませて、ドラマをつくっているという、今の映画界において類まれなる天才シナリオ・ライターであるといって過言ではない。このスタイルでシナリオを書いてる人は他にいないので、この人のシナリオだけが傑出してみえるのだ。<br />
ああ、バラしてしまった（笑）。。<br />
<br />
ただ問題がひとつある。女の趣味は私とは合わない。一番初めのデブラ・ウィンガー（愛と追憶の日々）は好きだけど、ホリー・ハンター（ブロードキャスト・ニュース）もパス・ベガ（スパンングリッシュ）も今回のリース・ウィザースプーンも駄目だ。もうちょっと和みやすい人にしてくれるといいのだけどなあ。特に今回のリース・ウィザースプーンはあのアゴをみてるだけで気持ち悪い（苦笑）。<br />
<br />
＜あらすじ＞<br />
子供の頃からソフトボールの才能に恵まれ、ずっと全米代表チームのキャプテンをつとめていたリサ（リース・ウィザースプーン）も歳には勝てず、ついに代表メンバーからはずされてしまう。恋人のマティ（オーウェン・ウィルソン）はＭＬＢワシントン・ナショナルズのピッチャー。セレブな生活をしていて、性格もわるくなく、ぐれるリサのアフターケアも良くしてくれる。しかし「これは！」とうものがなぜか感じられない。そんなときに友達の紹介で出会った青年実業家のジョージ・マディソン（ポール・ラッド）。しかし彼は仕事上のトラブルで詐欺容疑がかけられており人生の最低の次期を過ごしていた。そんな二人が初デート。しかし話し出せばため息とぐちしかでないような身の上話になりそう。そんな時リサは「今日の食事は一切何もしゃべらないことにしましょう！」と提案。黙々と出された料理をたべる二人。そんなリサにジョージは惹かれていく。<br />
<br />
<br />
そしてこの映画のブルックス・サーカスは、主人公ジョージのアシスタントだった女性の出産祝いに駆けつけたときの会話。実は彼女はまだ結婚していなくて、その理由はその相手の男が失業中で自信がもてないというものだった。しかし、子供の出産を機にプロポーズする。ジョージはビデオを渡せれ、決定的な瞬間を記録してくれと頼まれる。そしてプロポーズの言葉。これがめっちゃ感動的なのだ。おお、さすがブルックスと思っているとさらに追い討ち。実はジョージがこの録画を失敗していることが判明。その場に落胆の空気がながれる。「今のシーンを再現しましょう、あとで編集すれば大丈夫よ」というリサ。そして全員で、どんな言葉を口にしたか今一度思い出してく。最初はコメディ的な展開でばたばた演出だったのだが、そのシーンの終わり頃にはじわあ～～～んと感動してくるのである。<br />
<br />
ジェームス・Ｌ・ブルックスの映画にはかならず一度はシナリオ・サーカスがある。『ブロードヤスト・ニュース』の時は、リビアをアメリカの戦闘機が空爆したとうニュースが飛び込んでくる。そのとき自宅待機だったアルバート・ブルックスは以前カダフィーに取材の取材をしたころもありリビアのことにはけっこう詳しい。彼が本番ニュースの最中にニュース番組の現場責任者であるホリー・ハンターに適切な情報を電話で連絡すると、それを彼女がまとめてキャスターのウィリアム・ハートにしゃべらせるというもの。ここの展開もスリリングですばらしいシーンだった。<br />
『スパングリッシュ』のときは、スペイン語しか話せない主人公のフロールが親切でお金のあるアダム・サドラーのハウスキーパーとして雇われ、その休暇にも娘をつれて帯同することになる。アダム・サンドラーはとってもやさしい主人であり、彼女の娘もゲストとしてこころよく迎えてくれるのはいいが、自分はその家の使用人であり、自分はその家では下級の扱い。しかし娘はその家のものと同等にとして捉えられているギクシャク感をアダム・サンドラーに伝えようとするのだが、自分は英スペイン語しか話せない。なので英語が話せる娘に通訳してもらいながらそれをつたえるのだが、内容があまりにデリケートであり、娘には聞かせたくないこと。なのにそれを娘に通訳してもらわないいけない。ここの会話劇もすごかった。<br />
<br />
天才とはこういう人のことを言うのだろうと思った。<br />
<br />
・・・・・しかし、さいげない疑問がひとつ、<br />
この物語で彼女がソフトボールのプレーヤーだというコンセプトが必要だったのだろうか？　ないとだめなのだろうけど、でもあまり有効利用されてるとは言いがたいかも（苦笑）。]]></content>
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    <title>愛と追憶の日々(1983)　☆☆</title>
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    <issued>2009-11-19T04:41:00+09:00</issued>
    <modified>2010-01-15T21:34:00+09:00</modified>
    <created>2009-12-19T05:23:14+09:00</created>
    <author><name>ssm2438</name></author>
    <dc:subject>Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[<img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/200912/19/81/f0009381_5213991.jpg" alt="_f0009381_5213991.jpg" align="right" class="IMAGE_RIGHT" height="323" width="227" />監督：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
脚本：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
撮影：アンジェイ・バートコウィアク<br />
音楽：マイケル・ゴア<br />
<br />
出演：デブラ・ウィンガー、シャーリー・マクレーン<br />
<br />
　　　　　　　　＊　　　　　　　　＊　　　　　　　　＊<br />
<br />
私の大好きなジェームズ・Ｌ・ブルックスが監督・脚本をてがけた作品。・・・しかし、なんでこれがアカデミー賞とったのだろう？　１９８３年アカデミー作品賞、主演女優賞（シャーリー・マクレーン）、助演女優賞（デブラ・ウィンガー）、助演男優賞（ジャック・ニコルソン、ジョン・リスゴー ）、監督賞・脚色賞（ジェームズ・Ｌ・ブルックス）。・・・・謎だ。　まあ、ジェームス・Ｌ・ブルックスなので悪いとは思わんが、全然面白いうちには入らなかった。今見たら違う感想になるのだろうか・・？　たぶん違わないとおもう。<br />
<br />
実は原題は「TERMS OF ENDEARMENT」なのだが、この訳が難しい。「TERM」っていいうのは、「期間」という意味が普通だが、ここでは「用語」というほうがあっているのかもしれない。オックスフォードの現代英英辞典にはこのような例文がのっている。“Ｄａｒｌｉｎｇ” is a term of endearment.  （“ダーリン”ってのは親愛をあらわした言葉だ）。<br />
<br />
・・・というわけで、この映画のタイトルは、「愛情表現っていうのはこういうもんだ」っていう映画。<br />
<br />
なんだか、こんなことを書いてると意外と良い映画におもえてくる、<br />
はは、さすが言葉の魔術師：ジェームズ・Ｌ・ブルックス。]]></content>
  </entry>
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    <title>恋愛小説家(1997)　☆☆☆</title>
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    <issued>2009-08-13T20:36:00+09:00</issued>
    <modified>2009-09-20T13:47:43+09:00</modified>
    <created>2009-09-13T21:07:42+09:00</created>
    <author><name>ssm2438</name></author>
    <dc:subject>Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[<img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/200909/13/81/f0009381_20525343.jpg" alt="_f0009381_20525343.jpg" align="right" class="IMAGE_RIGHT" height="320" width="227" />監督：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
脚本：マーク・アンドラス<br />
　　　　ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
撮影：ジョン・ベイリー<br />
音楽：ハンス・ジマー<br />
<br />
出演：ジャック・ニコルソン<br />
　　　　ヘレン・ハント<br />
　　　　グレッグ・キニア<br />
<br />
　　　　　　　　＊　　　　　　　　＊　　　　　　　　＊<br />
<br />
私のお気に入りのジェームズ・Ｌ・ブルックスなれど、これはちょっとつまんなかったかな。期待が大きすぎた。あとタイトルがちょっと的外れだったのだろうと、今となっては思う。これって決してジャック・ニコルソンとヘレン・ハントの恋愛映画ではなくて、ジャック・ニコルソンとグレッグ・キニアとヘレン・ハントの話。この３人の織り成す人生悲喜劇の話。ちょっと題名の先入観で感情移入の方向性を間違えてみてたような。<br />
たぶんこれって、ジャック・ニコルソンとグレッグ・キニアの友情の話が基本で、そこにヘレン・ハントがからんできてる・・っていうほうが正しいような。<br />
ちなみに原題は　AS GOOD AS IT GETS　（これ以上はない、最高だ！　これで精一杯・・みたいな意）。<br />
<br />
周囲に毒舌をまき散らす小説家のメルビン（ジャック・ニコスソン）、そんな彼は異常なまでに潔癖性で神経質の嫌われ者。そんな彼でも唯一相手をしてくれるのが、いつもいくレストランのウェイトレスキャロル（ヘレン・ハント）。ある日隣人でゲイの画家サイモン(グレッグ・キニア)の愛犬ヴァーデルをあずかる羽目に。しかし、その犬といるとすこしずつ社会とのつながりがでててき、キャロルとも話しができる展開になったりする・・。]]></content>
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    <title>スパングリッシュ　太陽の国から来たママのこと(2004)　☆☆☆☆</title>
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    <issued>2009-05-22T03:53:00+09:00</issued>
    <modified>2009-12-16T03:35:34+09:00</modified>
    <created>2009-08-22T04:01:30+09:00</created>
    <author><name>ssm2438</name></author>
    <dc:subject>Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[<img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/200908/22/81/f0009381_5364051.jpg" alt="_f0009381_5364051.jpg" align="right" class="IMAGE_RIGHT" height="376" width="266" />監督：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
脚本：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
撮影：ジョン・シール<br />
音楽：ハンス・ジマー<br />
<br />
出演：アダム・サンドラー<br />
　　　　パス・ベガ<br />
　　　　ティア・レオーニ<br />
<br />
　　　　　＊　　　　　＊　　　　　＊<br />
<br />
再びジェームズ・L・ブルックスの登場である。このページで『ブロードキャスト・ニュース』をその昔紹介したのだが、あえてまた同じ監督さんを紹介。いや～～～～～～～～～～～、良かったよ。これこそシナリオまわしの達人といいましょうか、四つ星レストランの高級シェフの料理といいましょうか‥‥すごいです。久々にこういう圧倒的上手い技術力とそれが生み出すハートフルな画面をみせられると心がなごんでしまいます。<br />
<br />
しかしこの映画、上記のスタッフだけ見ててもなんだかいいですね。って私の趣味だけかもしれないけど。監督／脚本はジェームズ・L・ブルックス。この人のシナリオまわしは絶品で、といいつつ先の『恋愛小説家』はちょっと私的にはイマイチだったのですが、その前の『ブロードキャスト・ニュース』は大当たり。あの時の感動が今再びって感じでした。<br />
そして撮影はジョン・シール。最近ケーブルで『愛は霧の彼方に』やってて“ああ～～、ジョン・シールだ”と想ったりしてたので実はそんなに懐かしくはないのですが、彼の画面を意識してみたのは久々かもしれない。個人的には『刑事ジョン・ブック』が彼の中では一番好きで、あの時にちょっと湿っぽい画面が大好きでした。その後『レインマン』とか『今を生きる』とかやってましたけど、この人はやっぱり『刑事ジョン・ブック』と『今を生きる』かな。みずみずしい画面のほうが彼の良さは出ますね。今回のお話はちょっと明るめのからっとした環境だったので実はあんまりジョン・シールの良さはでてなかったような気がしますが、それでも彼は私の好きな部類の撮影監督さんのひとりです。てなわけでちょっとひいき目。<br />
そして音楽はなんとハンス・ジマー。ちょっとびっくりです。ハンス・ジマーどうしてもいけいけ音楽をイメージしてしまうのですが、今回はハートフルなしっとりめでした。<br />
キャスト的にはティア・レオーニ。密かに好きです（苦笑）。<br />
アダム・サンドラーが顔出してるのはちょっとびっくりでしたけど、なんだかおいしい役所なのでびっくり。というか、あってるのかもね。<br />
<br />
＜あらすじ＞<br />
どうもジェームズ・L・ブルックスは、ドラマの頭で主人公の女を泣かせるのが好きらしい。いろいろ悩みがある時、あるいはその不安への対処を考えたりした時とたんに感情が溢れ出して泣いてしまうのだろう。それで感情を整理する、そんなキャラクターが好きらしく『ブロードキャスト・ニュース』の時もホリー・ハンターが物語の冒頭のキャラクター紹介のところろで同じように泣いていた。ひとしきり泣くと「さ、いくぞ」ってその日をスターさせるのである。今回の『スパングリッシュ』でもこの感情整理のための泣きを採用してる女性としてフローラを描いている。<br />
そんなフローラは一人娘のクリスティーナと一緒にＬＡに越して来る。英語が話せないフローラだが、リッチなクランスキー一家のハウスキーパーとして働き口を得る。この家族と接する時に冒頭のシーンはすごく好き。<br />
なんでも想った事は理詰めて強引に築きあげてしまう主婦ティア・レオーニ、けっこう自分とダブってしまう。強引な性格なんだけどけっこう憎めないキャラクターに描いてる。というか、たぶんジェームズ・L・ブルックスが自分自身を切り売りしてそれぞれの登場人物に当てはめてるのだと予想するのだけど、だからやっぱりどのキャラクターも比定出来ないいい人になってしまうんだよね。<br />
このフローラ、彼女の名前はティア・レオーニだけなかなか言えないんだけど、まあ、いいやですまさないで、フローラもがんばって発音の仕方を教えて（通訳をまじえながら）で、それをいやがらずにティア・レオーニもやって、言えちゃうんだよね。こんなめんどっちいこと、あとで練習するからいいやってしてしまいがちなところをその場で完了させてしまうティア・レオーニも、フローラもすごい。このシーン見ただけでもう、この映画は名作だ！って確信してしまう。<br />
<br />
ハートフルな展開がちらほらあってフローラもなんとクランスキー一家に馴染んでゆき、夏は娘のクリスティーナと一緒に別荘で過ごすことになる。でも、使用人とその家の主人、心が近くなりすぎると居心地も悪くなったりする。このへんの描写はすごいね。本音ががしがし出ててとっても関心されらてしまう。<br />
で、たぶんジェームズ・L・ブルックスが一番やりたかった通訳グレグレシーン。その一家はみんないい人なんだけど、娘のクリスティーナよくしてくれてだんだんと違う人になっていきそうになる不安感、不快感を感じてしまうフローラ。ティア・レオーニがフローラになんにも言わず娘を蚤の市につれだし、おまけにヘアスタイルまで換えてしまったのに端を発し（もちろん娘は大喜び、善意なんだけどなんだか不快感が増して来る）、父役のアダム・サンドラーは、店に出す料理のアレンジの素材として海岸に打ち寄せられて石のように丸くなったガラスのかけらを集めて来たらご褒美に１個につき◯◯ドルあげると子供たちに言ってしまった。みんな２～３個しか拾ってこないだろうっておもってたら案の定クリスティーナはくそまじめに探し込んでしまい、フローラの１ヶ月分の給料くらいの数を集めて来てしまった。<br />
こまってしまうアダム・サンドラー。でも嘘をつく訳にも行かずそのお金を払ってしまう。もちろんクリスティーナもこれは全部もらっては悪いだろう‥‥って思ってしまうが、実際にそう申し出たのだが、かといってそれで引っ込められない大人の善意というのもわかるし、善意と善意の板挟み状態、<br />
それをみつけたフローラがＯＫするわけもなく「返して来る」の展開に。こういう居心地の悪い善意がすこしづつ累積してついにフローラが爆発。さらにはアダム・サンドラーも「そうだよ、これは自己満足のためさ、偽善だよ。でも君だって同じことをしたさ」逆切れ。お互いが善意からでてくる不快感でなじり合い、それを娘が通訳するからおかしい。本来はそんな会話は娘にはきかせたくないんだけど都合じょうそうなってしまった気恥ずかしさ。でも始まってしまった以上とりあえず言ってしまわないと‥‥みたい妙はこっぱずかしい口論がとっても楽しい。書いていたジェームズ・L・ブルックスはのりのりでこのシーンは書いてただろうなあって思ったよ。<br />
<br />
ほかにもおいしいシーンはてんこもりなんだけど、とにかく会話劇の楽しさ、本音トークの見え隠れがたまらなくすてき。<br />
やがてティア・レオーニの浮気が発覚。思考能力ゼロのアダム・サンドラー。その日は別のトラブルがもとでフローラが「辞める」って言い出した。<br />
どうまとめるっておもったら『バベットの晩餐会』方式かい？　男が女に料理をつくってあげる／男が女の髪をあらってあげる‥‥はけっこう高品位のおしゃれ演出なんだよね。]]></content>
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    <title>ブロードキャスト・ニュース(1987)　☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆</title>
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    <issued>2009-03-08T08:33:00+09:00</issued>
    <modified>2010-01-15T22:42:58+09:00</modified>
    <created>2006-02-03T08:33:45+09:00</created>
    <author><name>ssm2438</name></author>
    <dc:subject>Ｊ・Ｌ・ブルックス（1940）</dc:subject>
    <content type="html"><![CDATA[<img src="https://pds.exblog.jp/pds/1/200908/17/81/f0009381_1152196.jpg" alt="_f0009381_1152196.jpg" align="right" class="IMAGE_RIGHT" height="377" width="266" />監督：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
脚本：ジェームズ・Ｌ・ブルックス<br />
撮影：ミヒャエル・バルハウス<br />
音楽：ビル・コンティ<br />
<br />
出演：ホリー・ハンター<br />
　　　　ウィリアム・ハート　　　<br />
　　　　アルバート・ブルックス<br />
<br />
　　　　　×　　　　　×　　　　　×<br />
<br />
『ブロードキャスト・ニュース』はウィットにとんだドラマ、 その年のアカデミー賞にも、主要部門でほとんどノミネートされましたがオスカーにはとどかず‥‥残念。<br />
しかしＮＹ批評家協会賞では 作品賞 『ブロードキャスト・ニュース』  男優賞 ジャック・ニコルソン  女優賞 ホリー・ハンター 監督賞 ジェームズ・Ｌ・ブルックス  脚本賞 ジェームズ・Ｌ・ブルックス とゲット！（すばらしい！）<br />
男優賞でジャック・ニコルソンってのは個人的に‥‥ん？って感じなのですが（だいたい、これ、出てるだけで主演してるわけでもなんでもないんだから・・）、ミーハー的なアカデミー賞より、大人の判断ができてるＮＹ批評家協会賞のほうを評価してる私にとっては嬉しいことです。<br />
<br />
監督のジェームズ・Ｌ・ブルックスは、『愛と追憶の日々』(1983)でアカデミー賞、作品賞、監督賞、脚本賞をもってった実力派。でも、重厚な話をつくるというよりはナイーブな感性のドラマを作る人ですね。私の大好きな監督さんの一人です。近年では『恋愛小説家』でやはらいい味をだしてました。 あと、音楽もうれしい、ビル・コンティ。 『ロッキー』、『ライトスタッフ』が有名ですね。<br />
<br />
登場人物は‥‥、小さい時は複数のペンパルを持ち文才を鍛え、とにかく負けず嫌いな仕切りや、ホリー・ハンター。上司だろうと自分が正しいと思えば、がんがん意見するばりばりのニュース番組プロデューサー。そんな彼女に恋心を抱きつつもとってもいいパートナーとしてたちまわってる、ニュースレポーター＆ライターのアルバート・ブルックス。彼も勉強もりもりモードの人なんだけど基本的に上がり性であまり人前でま力を発揮出来ないタイプ。ただ裏方さんとしてはスーパー切れ者。そんな二人の職場にウィリアム・ハートがやってくる。<br />
彼はスポーツ番組上がりで、ちょっとお利口さん度にはかけるが、ニュースキャスターとしてはみてくれもよく、視聴者にも受けがいい。 そんな３人を中心にした恋愛模様がきもちよく描かれている。 とにく、ホリー・ハンターとアルバート・ブルックスの仕事場での信頼関係の描写 は素晴らしい。<br />
突貫作業でつくりあげたアーロン（アルバート・ブルックス）のニカラグアの戦場のレポート、それに感心するメインキャスターのジャック・ニコルソン、「グッドジョッブだ！」とジェーン（ホリー・ハンター）を褒めるが、ジェーンが「アーロンのおかげよ‥‥」といいかけると回線を切ってしまう。バツの悪い空気がながれるなか、アーロンはジェーンに耳打ちする「笑えよ。おれが落ち込んでるようにみれらる」。バカ笑いをかますジェーン、アーロンはその場を出て行く。みんなは「どうしたの？」ときくと「ううん、なんでもないのよ」とはにかみながら答えるジェーン。 それでその場は和んでしまう。。。突如飛び込みではいってきたシシリー島のアメリカ群基地が空爆されたとのニュース。<br />
局の上司連中はトム（ウィリアム・ハート）をキャスターに番組を組む事を命令する。 「かれにはまだ無理だ！」とつっぱねるホリーであったが、権力ちからには勝てずそのフォーメーションでやる事に。 とりあえずニュース放送をはじめるジェーン達、それをみたアーロンが電話をかけてくる。 海軍の主力戦闘機Ｆ１４に関する情報、カダフィー大佐に関する情報、必要だとおもわれる情報を電話でジェーンに流してくる。 それを聞きつつ、本番中のトムのイヤホンに次に言うべきセリフを伝えるジェーン。情報として与えられる言葉を見事にニュース番組の言葉として放送していくトム、 「おれの言葉がテレビからながれてくる」と複雑な思いのアーロン、 「ずごいよ、君は（ジェーン）。まるで言葉のセックスをしてるみたいだった」とトム、 このへんのスリリングな演出はほんとにすごいです。 どんなにジェーンを求めても、友人としては認められてても、男としてみとめられないアーロンの刹那さ。 ジェーンに男としては自分が求められてるはずなのに、信頼関係ではアーロンにはとうてい及ばないことにいらだつトム。<br />
やがて現場では観てくれがいいが頭のほうは‥‥といわれてるトムが、自分で取材し報道文を書き上げたレイプされた女性のレポートを作り上げる。テープにはトムを前に事件の時の様子をかたる女生をそれを聞き、思わず涙をながしてしまうトムの映像があった。感動するスタッフたち。ひとりだけ向かっ腹をたててるアーロン。 トムの立場も確立されはじめてきていた。 やがて局は人員整理、ジェーンは支局長に昇進。トムはロンドン支局に栄転。アーロンはポートランドのニュース局へ移る決心をする。スタッフが職場を去って行く中、トムは、ロンドン行きの前に南の島で休暇を過ごそうとジェーンに提案。 心の整理のためにOKするジェーン。しかし旅立つ前日、ジェーンはアーロンからトムの作ったレイプ関連のニュース映像に関する不審点をきかされる。「カメラは１台据え置きだったんだろう？　なぜ、そのカメラで泣いてるトムの顔が撮れるんだ？」 ジェーンは局にもどり、そのときの取材テープを探し出してみてみる。 そこには‥‥。<br />
<br />
ほんとに、シナリオ廻しがとっても素晴らしいロマンチックコメディの秀作です。是非一度見てやってください。 私がこれを劇場でみたときは、 “ああ～～～～、これはデブラ・ウィンガー（『愛と追憶の日々』の主演）でやってほしかったなあ”って思ってしまったら、パンフレット読むと、やっぱりジェームズ・Ｌ・ブルックスも、シナリオ書いてる時はデブラ・ウィンガーをイメージしてこのドラムを書いてたそうです。でも、デブラ・ウィンガーが出産とかちあってしまって出れなくなって、でホリー・ハンターになったとか、うむむむ～～～～～、これはほんとにデブラ・ウィンガーでみたかったなあ～～～～～～～。 そしたらデブラ・ウィンガーの最高傑作になってたとおもうんだけど‥‥ この点に関してはちょっと残念無念って感じがしました。。<br />
<br />
ＰＳ：余談ですが、ジェーンの同僚でトムにいいよる美人のスタッフのひとりでロイス・チャイルズがでてます。 この人、美しいですね。『００７／ムーンレカー』のボンドガールだったんですけど、 彼女の美貌をもうちょっとつかえる場が与えられればなあっとおもってしまいます‥‥。 ]]></content>
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