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2008年 11月 07日
監督:ケヴィン・アレン脚本:ドン・ライマー 撮影:デニス・クロッサン 音楽:マーク・トーマス 出演:フランキー・ムニッズ * * * 先の『エージェント・コーディ』はなかなか楽しい映画だった。高校生がCIAのスパイになって活躍すると言うファンタジックなアクション。お子様で007をやってみた映画。これが観てみると期待以上に(というかまったく期待してなかったので)おもしろくDVDまで買ってしまった。しかしその続編のこちらは・・・・最低。 監督が変わるとここまでカスになるものなのか・・。まったくつまらない。ただのどたばた。大ハズレ。時間の無駄。けえっ! #
by ssm2438
| 2008-11-07 07:22
2008年 11月 07日
監督:黒澤明脚本:小国英雄、久板栄二郎、黒澤明、菊島隆三、橋本忍 撮影:逢沢譲 音楽:佐藤勝 出演: 三船敏郎 (西幸一) 森雅之 (公団副総裁・岩淵) 香川京子 (岩淵の娘・佳子) 三橋達也 (岩淵の息子・辰夫) 志村喬 (公団管理部長・守山) 西村晃 (公団契約課長・白山) * * * 無駄に長いだけでひたすらつまらない。黒澤モノのはずれる時はこういうもの。シェイクスピアの『ハムレット』を下敷きに、脚本家5人で仕上げた社会派サスペンスだったが、みなさん社会派サスペンスが書ける人材ではなかったということだ。 西幸一(三船敏郎)は、汚職事件の隠蔽工作に巻き込まれ、父を自殺に追いやられた過去を持っていた。彼は、父を死に追い込んだ連中に復讐するため、政界に潜り込み、張本人である男の娘(香川京子)と結婚する。やがて、父の仇である政治家たちに、様々な方法で復讐を行なうが、最後はアルコール漬けにされ排除されてしまう。 #
by ssm2438
| 2008-11-07 07:09
| 黒澤 明(1910)
2008年 11月 07日
監督:黒澤明原作:エド・マクベイン、『キングの身代金』 脚本:小国英雄、菊島隆三、久板栄二郎、黒澤明 撮影:中井朝一、斎藤孝雄 音楽:佐藤勝 出演: 三船敏郎 (権藤金吾) 香川京子 (権藤の妻・伶子) 佐田豊 (運転手・青木) 仲代達矢 (戸倉警部) 石山健二郎 (ボーズン=田口部長刑事) 山崎努 (犯人・竹内) * * * 黒澤映画のなかではめずらしく面白い。というか物語としては一番面白いのではなかろうか。マクベインの原作の良さがが根底にあるだろうが、それを日本の風土に土着させて一級品のサスペンスに作り上げている。本来サスペンスと言うジャンルはトリックのこねくりだけになってしまうと実につまらない映画になりかねない。アガサ・クリスティの『オリエント急行殺人事件』や『ナイル殺人事件』のようななってしまうとおもしろくもなんともない。しかしこれが松本清張のドラマみたいに、そこに生きる人間性をうきぼりにしていくドラマの場合は実におもしろい。 この映画で三船敏郎演じる権藤という男は、一見傲慢な人間に見えるが、実は生粋の職人かたぎであり、その努力を積み重ねていった結果が会社上級管理職という地位にあることがだんだんと判って来る。これがバブリーなインターネットのホームページを作る会社とかで、たまたまその需要と重なった時に大もうけして会社をつくったそんな社長さんではないので、彼が作ったその財産というのはやはり価値を認めるに値するものなのだ。それを身代金として持っていかれる。それも犯人は自分の子とまちがえてお抱え運転手の子どもを人質にとり、その子の為に財産を持っていかれるのである。 犯人に渡った後はきっと処分(燃やされるだろう)と予想される革のカバンに、燃えたら赤い煙を出すか科学物質をいれるところがある。「かせ、おれがやる」とばかりに、そのカバンを斬り、薬品をいれ、それを縫い合わせていくのだが、「こんなときに見習い工の腕が役に立つとは思わなかった。まったく、最初から出直しだ」といいつつも、さばさばとその作業をこなしていく権藤がかっこいい! 男たるもの、こうでなくてはいかん!って思ってしまった。 <あらすじ> 某シューズ会社の上級管理職の権藤(三船敏郎)は、その努力と根性で一財産を気付き、丘の上に大邸宅を構えていた。そんな彼の元に「息子を人質に取った、3千万円よこせ、警察に知らせたら息子の命はない」という犯人からのメッセージがとどけられる。しかし、彼の息子は何食わぬ顔で帰宅した。犯人が連れ去ったのはお抱え運転手青木の息子だった。即座に「警察に連絡だ!」といいきる権藤には笑えた。権藤のまえにひれ伏す運転手の青木、苦境に立った権藤は結局金を出すことを決意する・・・。 ここまでは面白い。で、身代金を奪われ、子供が帰ってくる。 しかし、ここまで観るとなんだかもうお話は終わったような気になってしまった。そのあと犯人逮捕までの警察と犯人の間で展開されるサスペンスは、ほんとのただのサスペンスであり、ドラマとしては抜け殻なのでもあまり記憶にない(苦笑)。赤い煙のあとは(白黒だけどそこだけ着色されている)、とっとと犯人がつかまる展開でよかったのに・・。 #
by ssm2438
| 2008-11-07 06:15
| 黒澤 明(1910)
2008年 11月 07日
監督:シドニー・ポラック脚本:チャールズ・ランドルフ スコット・フランク スティーヴン・ザイリアン 撮影:ダリウス・コンジ 音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード 出演: ニコール・キッドマン (シルヴィア・ブルーム) ショーン・ペン (トビン・ケラー捜査官) キャサリン・キーナー (トッド・ウッズ捜査官) * * * 英語を勉強してたものにとっては国連の同時通訳屋さんをネタにした映画というのはそれだけで観てみたいもので、当時仕事帰りに吉祥寺の映画館によって見た。ま、シドニー・ポラックなのでおおハズレはないだろう(アタリも期待はしてなかったが)、予想どおり可も無く不可もない映画だった。ただ、これが彼の遺作になってしまった。。。 映画の舞台となっているのは架空の国マトボ共和国。 モデルとなったのはジンバブエ(南アフリカの北に接する)。現在はロバート・ムガベ大統領の独裁政権下にあり、劣悪な経済事情に加えて、秘密警察による監視や反体制派への暴力など言論の統制を受けることから「世界最悪の独裁国家」などと評されている。 ムガベ大統領は当初黒人と白人の融和政策を進め 、国際的にも歓迎されてきたが、2000年8月から白人所有大農場の強制収用を政策化し、協同農場で働く黒人農民に再分配する「ファスト・トラック」が開始された。この結果、白人の持っていた農業技術が失われ、食糧危機や第二次世界大戦後世界最悪とも言われるインフレーションが発生した。こうした経済混乱に、長期政権・一党支配に対する不満とあいまって治安の悪化も問題となっている。また、言論の統制などの強権的な政策は外国や人権団体などから批判を受けている。(ウィキペディアより抜粋) 公開された映画のエンディングはあとからとってつけたエンディングらしく、本来のエンディングは別にあるとか。ほんとは最後の密室でのニコール・キッドマンとズワーニ大統領のシーンが、大会場で政治虐殺の犠牲者名簿を読み上げるズワーニ大統領、ニコール・キッドマンが英語で場内に通訳する・・というものらし。劇場版のエンディングでは、『奥様は魔女』の撮影にはいってしまったにコール・キッドマンで撮っているので、そこだけ別物の二コール・キッドマンになってしまっていたらしい。 ま、いろいろあったのでしょう、こいうい政治的お話は。 個人的にはキャサリン・キーナーが好きで、この映画の彼女もとってもきびきびしていいて気持ちがいい。でも主役のショーン・ペンはどうも生理的に好きになれないタイプで、やんかヤだなあ。誰か他にいなかったのだろうか・・。 <あらすじ> アフリカのマトボ(架空の国)で生まれ、同地のクー語を話すシルヴィア・ブルーム(ニコール・キッドマン)はニューヨークの国連本部で同時通訳の仕事をしていた。ある日、会議の終了後に忘れ物を取りに戻った彼女は、何者かがマトボのズワーニ大統領の暗殺計画が進行しているらしいクー語を耳にする。マトボではズワーニ大統領が独裁政治を展開しており、世界各国の人権団体から非難を浴びていた。その現状を説明し、自らの正当性を訴えるためにズワーニ大統領はその数日後、国連で演説をすることになっていた。 シークレット・サービスのトビン・ケラー(ショーン・ペン)や女性捜査官ウッズ(キャサリン・キーナー)がこの事件の担当になった。ズワーニ暗殺の動機を持つのは、平和主義者ゾーラと、ブルックリンで亡命生活を送るクマン・クマンの二人。FBIやCIAにズワーニの警護主任ラッドも加えた合同捜査態勢が敷かれた。 調査が進むにつれてシルヴィアの過去があぶり出される。彼女の両親と妹はズワーニの仕掛けた地雷で殺され、ゾーラが先導する反体制デモに参加し、ゾーラを愛していたことが分ってくる。 ものものしい警戒の中ズワーニ大統領が国連に到着し、演説をしようとした時、ケラーの活躍により狙撃者は取り押さえたれた。しかし、控え室にもどったズワーニ大統領の前にシルヴィアが銃を構えて現れる・・・。 #
by ssm2438
| 2008-11-07 05:21
2008年 11月 04日
監督:シドニー・ルメット脚本:フランク・ピアソン 撮影:ヴィクター・J・ケンパー 出演:アル・パチーノ、ジョン・カザール * * * 実際にあった銀行強盗事件を取材したライフ誌の記事をよみ、プロデューサーのマーティン・ブレグマンが映画化を決意、その記事を元にフランク・ピアソンが脚本を執筆を依頼した。ピアソンのシナリオは絶賛され、1975年のアカデミー脚本賞を取ことになる。アル・パチーノは、その犯人の風貌に似ていると言うことで起用された。 しかし、邦画のタイトルはかなり的外れ。原題は『Dog Day Afternoon』であるが、このドッグ・デイとは、日本語で「盛夏」を意味する言葉で、「うだるような暑さの午後」というような意味。多分映画のタイトルをつけたひとたちあ、この「野良犬たちの午後」では迫力がないので「狼たちの午後」にしたのだと思うが、実際この映画に登場する銀行強盗の二人はかなりしょぼい人間で、彼らを「狼」と称するのは狼に失礼だ。「うじ虫たちの午後」くらいがちょうどいいのでは・・。 監督はシドニー・ルメット。私の大好きな監督の一人なのだが、この映画はそれほど好きではない。二人の銀行強盗のダメ人間ブリがどうにも鼻につく。まさにアメリカン・ニューシネマの申し子みたいな連中。自分の未来に責任を持たない、行き当たりバッタの糞人間である。そんな二人を描いた映画だからみていて気持ちのいいものではないが、銀行強盗と人質の人たちの緊迫する状況でのやり取りが実にリアルなのだ。チキンやろうの犯人は、銀行強盗はするものの、人殺しなどはけっしてしたくない普通のメンタリティ。でも追い詰められるとどうなるか分らない緊張感を持っている。人質となった人たちは、はじめは恐怖するが、徐々に犯人たちのチキンさが分ってきて、彼らも自分たちを殺したいとは思ってないとわかると、けっこう穏やかな気持ちになっている。犯人たちを追い詰めないる限りは自分たちは安全であることが分り、犯人たちとも融和な雰囲気を保とうとする。ストックホルム症候群である。 ストックホルム症候群とは、犯人と人質が閉鎖空間で長時間非日常的体験を共有したことにより高いレベルで共感し、犯人達の心情や事件を起こさざるを得ない理由を聞くとそれに同情するなどし、人質が犯人に信頼や愛情を持つようになる。また「警察が突入すれば人質は全員殺害する」となれば、人質は警察が突入すると身の危険が生じるので突入を望まない。ゆえに人質を保護する側にある警察を敵対視する心理に陥る。このような恐怖で支配された状況においては、犯人に対して反抗や嫌悪で対応するより、協力・信頼・好意で対応するほうが生存確率が高くなるため起こる心理的反応が原因と説明される。(ウィキペディアより抜粋)。 この映画はストックホルム症候群をまともに描いた映画として評価されているのだろう。 <あらすじ> うだるような暑さが続くニューヨーク市ブルックリン区。元銀行員のソニー(アル・パチーノ)は同性愛者であり、相方の性転換手術の資金を稼ぐため、相棒のサル(ジョン・カザール)と共に銀行を襲撃する。なんとか銀行を占拠することに成功したソニーとアル。しかし金庫の中は空っぽだった。逃亡しようとするソニーとアルだが、通報を受けた警察が現場に到着し銀行を包囲。やむなく二人は職員を人質にとって銀行に立てこもる。事件はすぐにマスコミの知るところとなり、野次馬も大挙駆けつける。真夏の猛暑の中、銀行強盗犯と警察の息詰まる交渉が始まった。 銀行内では犯人と人質たちとの間に奇妙な連帯感のようなものが芽ばえてきていた。FBIのシェルドン(ジェームズ・ブロデリック)は冷静な態度でソニーに近づき、犯罪者の心理を見すかしたようにソニーに投降を勧めてきた。ソニーも本当は投降してしまいたいのだが、問題は相棒のサルであった。サルも臆病者だが、ソニー以上に社会性に乏しく、刑務所に入ることを極端に恐れていた。精神的においつめられているサルの中では逃亡か、全滅かしかない。警察側は、ついにソニーとサルの要求通り国外逃亡用のジェット機を用意させる。二人のチキン野郎犯人と人質を乗せたマイクロバスが空港に到着し、拳銃を持ったサルが降りようとしたとき、狙撃兵の銃弾がサルのひたいを撃ち抜いた。 ・・・やはりルメットの映画だった。ルメットの映画は、常に個人とその周りの環境との軋轢を描いている。 やってしまった銀行強盗、しかし失敗して包囲され、もう投降してしまいたいのそれが出来ないアル・パチーノ。人質も殺したくない、相棒のサルも殺したくない、自分も死にたくない・・、そしてその心情は変わっていく。相棒のサルを殺せば投降できる、でも自分ではやれない、警察がヤッてくれるという、受け入れるしかない・・、でも、もし二人で外国に逃亡できるなら、それにかけてみたい・・・。 チキンハート犯人の神経が擦り切れるような心理描写こそがルメットの真骨頂だろう。 #
by ssm2438
| 2008-11-04 09:41
| シドニー・ルメット(1924)
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![]() 主観重視で映画の感想を書いてます。ネタバレまったく考慮してません。☆の数はあくまで私個人の好みでかなり偏ってます。エンタメ系はポイント低いです。☆☆=普通の出来だと思ってください。 by ssm2438 リンク
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