西澤 晋 の 映画日記

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2013年 01月 04日

忍びの者(1962) ☆☆

忍びの者(1962) ☆☆_f0009381_1531197.jpg監督:山本薩夫
脚本:高岩肇
撮影:竹村康和
音楽:渡辺宙明

出演:
市川雷蔵 (石川五右衛門)
伊藤雄之助 (百地三太夫)
若山富三郎 (織田信長)
藤村志保 (マキ)

     ×   ×   ×

ゴエゴエってこんな人物だったのか・・・!?

『白い巨塔』山本薩夫が撮った忍者もののエンタテイメント作品。タイトルは『忍びの者』というタイトルをきくと、猿飛佐助か服部半蔵か・・?と思うのは我々の世代だが、この物語の主人公は石川五右衛門である。

石川五右衛門は、安土桃山時代の盗賊で、京都三条川原で釜茹でにされたというのは有名な話。その出生の逸話はいろいろあるようだが、伊賀上野が出身地であることから、伊賀の忍者であったという説があるらしい。で、この物語は五右衛門を主人公にすえて、伊賀の忍者であるところからいかにして抜け人になり、盗賊になったかという流れをくみつつ、社会派の山本薩夫らしく、忍者社会を社会派のエンタテイメントとして描いてる。突っ込みどころ満載のシナリオ構成なれど、今の時代にきちんと作ればこれはこれで面白いものになるだろうなという期待はもたせてもらえる。漫画的なアクションをするのではなく、人間のできる範囲のことで忍者社会を描いているのでけっこうみてて面白いのだ。若かりし頃『カムイ外伝』『サスケ』をみて育った私らの世代にとってはなんだか懐かしい描写があってうれしくなってしまう。

これをみてると、今の大河ドラマの糞撮影スタッフを一新して、きちんと映像をわかった人たちをあつめ、伊賀の忍者社会と甲賀の忍者社会モノをやればけっこう面白いものが出来るかもしれないと思ったりする。

それまで『七人の侍』みたいなのが武士だとおもっていた我々に、藤沢修平『必死剣・鳥刺し』とか『たそがれ清兵衛』の作品のなかで、武士のサラリーマン・スピリットを描いて親近感を抱かせてくれた。これらの作品群の成功を考えると、アニメ的に飛んだり跳ねたりする超人的な忍者ではなく、忍者社会と、その実行可能な技という意味での忍術を基本に下ドラマをつくってくれえたらどれだけ面白いのだろうとおもう。
白土三平の『サスケ』のなかで、忍者とはその時代の最先端の科学技術を要した特殊部隊である・・みたいな表現をしていたのを思い出すが、今一度きちんと忍者モノをみてみたい気がする・・・。

<あらすじ>
戦国時代も末期、天下取りの野望を現実化しようとする織田信長(若山富三郎)は、延暦寺につづき本願寺の掃討にも着手する。
天台、新言修験僧の流れをくむ伊賀忍者の頭領、百地三太夫(伊藤雄之助)は、そんな信長にたいして激しい敵意を持ち信長暗殺を命じた。一方百地とライバル関係にある同じ伊賀忍者の首領・藤林長門守もプライドにかけて先に信長を討つべく手下達にはっぱをかけていた。
五右衛門(市川雷蔵)は三太夫が率いる石川村の下忍であったかが、その武術や先見の明により頭角を現してきていた。しかし三太夫はそんな五右衛門を信長暗殺には向かわせず、三太夫の妻イノネ(岸田今日子)とともに村の財政管理などを任せる。三太夫の妻といえども、一度も抱かれることがなかったイノネはその身体をもてあましており、いつしか五右衛門の腕にだかれるようになる。しかし密通はばれ逃亡をはかる2人。しかしそのさなかイノネはイドに落ち、五右衛門は三太夫に行く手を阻まれる。罪悪感に沈む五右衛門に、信長を暗殺すれば罪を許すとささやく三太夫は、信長との戦いになれば軍資金が必要になると考え、忍者である五右衛門に盗賊をはたらくよう促す。
武家の家に忍び込んでは金品を盗む五右衛門。やがて、さきごろ世間で噂の盗賊は忍者ではないかという噂が街にひろがっていく。伊賀とのかかわりが暴露されることをおそれた三太夫は、それは石川村の五右衛門という男で抜け人だという噂をながす。孤立無援になっていく五右衛門。そんな五右衛門は「忍者」としての在り方に疑問をもつようになる。しかし五右衛門は信長暗殺のため訪れた堺の妓楼でマキ(藤村志保)という遊女と知り合い、彼女の純心さに惹かれていく。さらに三太夫の屋敷の小間使いだった女に巡り会い、イノネが三太夫に殺されたことを知る。
忍びであることに嫌気をさした五右衛門はマキと一緒に山中の小屋で日々を送っていた。しかし突然三太夫が現われマキを人質に、五右衛門に信長暗殺を実行するよう命じる。
その頃、信長は豪壮な安土城を築き得意の絶頂にあった。折りからの築城祝いに乗じ信長の寝所の上に忍び込んだ五右衛門は天井から糸をたらし毒薬を信長の口に流し込む。絶命かと思われた信長だが、生命力を発揮しなんとか危機を脱出。伊賀忍者に対して脅威を感じた信長は伊賀忍者の殲滅を敢行する。
忍者達は必死に戦った。五右衛門も砦へとび込み三太夫を探したが、情婦と共に死んでいる三太夫を見て愕然とした。何と長門守と同一人物だったのだ・・・。


石川五右衛門といえば「釜ゆでになった盗賊」というイメージで、どちらかというと清水の次郎長と同一系列なのかと思っていたら・・・なんと、こんな背景だったのですね。もっとも、何処までが真実で何処までがフィクションなのはかは判りませんが・・・。

# by ssm2438 | 2013-01-04 15:31
2012年 12月 26日

トレマーズ2(1995) ☆☆

トレマーズ2(1995) ☆☆_f0009381_21301624.jpg監督:S・S・ウィルソン
製作総指揮:ロン・アンダーウッド
脚本:S・S・ウィルソン/ブレント・マドック
撮影:ヴァージル・L・ハーパー
音楽:ジェイ・ファーガソン

出演:
フレッド・ウォード (アール)
マイケル・グロス(銃マニアのバート)

     ×   ×   ×

今回はテレビ映画に格下げだ!

おまけにケビン・ベーコンも出てないし・・・。そんなわけで前回ケビン・ベーコンの相棒だったアール(フレッド・ウォード)が主役になってしまってる。このオヤジが主役で大丈夫なの??っておもってみてたが、これはこれで悪くない。そして相変わらず良い味だしてるガンマニアのバート(マイケル・グロス)。このバートのキャラはいいね。

前回のバート夫妻がグラボイズに襲われるシーン。誰もがこの銃マニアの夫婦はこれで死んじゃうんだろうなって思ったら地下室にあるありとあらゆる銃で、壁からでてきたグラビウズに夫婦で銃弾を撃ち込み、撃破してしまった。
あのインパクトは素晴らしい。そのむかし仮面ライダースーパー1の映画で怪人に襲われたじいちゃんが、実は「気」を使うじいちゃんで、その怪人を返り討ちにしてしまった・・・、あの感動に似ている(笑)。それはこのシリーズ2作目で引き継がれており、のこのこ砂漠をやってきたバートだが、新種のグラボイズに囲まれて絶体絶命って思ったら平気な顔して生きてあらわれる。それもそのなかの一匹を捕獲して現れるというキャラクター。いいんだ。

このシリーズの愉しいところは、どっかマヌケなテイスト。グラボイズ(という名前らしいあの怪物)もどこかマヌケだし、今回はそれが地上でも動き回れるような鶏型に進化してたりする。その対処方もどこかマヌケ。「こんなんで大丈夫なの??」って思うようなことが平気でOKになってしまうところが面白いんだ。
前回の地中を進むグラボイズは目は見えないが音で獲物を察知するシステム。今回の地上型のやつは、熱で獲物を察知するような設定で、普通の人なら見える位置にいても、温度変化を感知できなければ別に相手に襲われることはない・・という、みていてマヌケなシチュエーションをうまく使ってる。
この「マヌケ」は部分の使い方が実に面白い『トレマーズ2』でした。

<あらすじ>
ふたたびグラボイズが出現した。対策に困ったその地を管理する石油会社は、以前それと戦ったことのあるアール(フレッド・ウォード)に駆除を願い出る。軍事オタクのバート(マイケル・グロス)とも参戦、音に反応するがグラボイズをラジコン爆弾を駆使して、次々とグラボイズを退治するアール達。しかし彼らは新種に進化してく。
そんな新種のうちの1匹をまたしてもバートがひっつかまえてしまった。どうやらや彼らは目は見えないが、熱を感知して獲物を襲うらしい。さらに、適当なエサを与えると、口から子供を吐き出し増殖していく。彼らを倉庫内に閉じ込めることに成功するが、そこは食料満載。なかではつぎつぎと増殖をはじめているらしい。彼らを倉庫ごと爆破させるには、中に入らなければ成らない。アールは決死の覚悟で防寒具を身にまとい、消火器をあびせてもらい、低音にカモフラージュしたアールはうようよいる新種のグラボイズがいる倉庫のなかにはいっていく・・・。

新種に変化したのだけど、これが小ぶりになってしまい、なんだか今ひとつ拍子抜けな感じはいなめない。
あのちっこいのもいてもいいけど、やっぱり最後はでっかい怪物と戦って欲しいものである。

# by ssm2438 | 2012-12-26 21:31
2012年 12月 20日

恋する履歴書(2009) ☆☆

恋する履歴書(2009) ☆☆_f0009381_2151361.jpg原題: Post Grad

監督:ヴィッキー・ジェンソン
脚本:ケリー・フレモン
撮影:チャールズ・ミンスキー
音楽:クリストフ・ベック

出演:
アレクシス・ブレデル (ライデン)
キャロル・バーネット (モーリーン)
マイケル・キートン (ウォルター)

     ×   ×   ×

江戸時代のお相撲さんみたいな名前だ・・(笑)。

制作はかの有名なアイヴァン・ライトマン『ゴースゴバスターズ』『夜霧のマンハッタン』『デーヴ』とハートフルな軽めのテイストの映画は上手い人。なのでその感じは出てます。人畜無害映画で、目くじら立ててどうのこうの言うようなものではないのだけど、あまりにも普通すぎで特に書くようなことがないというのがこの映画。強いてあげるなら主役のアレクシス・ブレデル嬢(『声をかくす人』にもちょっと出てました)を観るための映画というか、でも、どちらかというと『バックマン家の人々』みたいに、彼女の家族を描いた映画で、とりあえずキーパースンとして彼女がほぼメインというような描き方になってます。

監督のヴィッキー・ジェンソン『シュレック』の監督さん。それまではアニメばっかりだったのだけど、今回がハツの普通の映画の監督業だったようです。一言で言うととってもいい人なのです。人間力がそれほどなく、強引に自分の意志を押し通すことも泣く、コミュニケーション力で生きてきた人みたいな感じ。その雰囲気がフィルムにもでてます。
それだと・・・・はっきりいって刺激がなさ過ぎるというか、ありきたりすぎるというか・・・、もう少し痛みのあるバッドな部分をいれてほしいかな。
そうやってみると『卒業』ってよかった。
ずっと良い子をやってきたダスティン・ホフマン。家族ぐるみで付き合いのあるロビンソン家の娘さんキャサリン・ロスとは幼馴染で親公認の間柄ながらまだ“H”もしていない。そんなときに彼女の母と“H”することになってしまい、そこからこじれで暴露され、彼女には去られ、彼女のパパからは「何で私にこんなことをするんだ」と絶縁状態、もちろん親同士も合わせる顔がない。そしてキャサリン・ロスが他の男と結婚するってことになったとき、「総ての非はオレにある、でもオレはお前が欲しいんだ」って花嫁さん奪って逃げていく・・・。
誰からも祝福されない、自分も幸せにならないだろう、でもやらずにはいられない業をやってしまう「己」の目覚め。
ああいう必死さがこの映画にはないんだよなあ。作ってる人の人間力がとぼしいから、普通のあり期待の人間にしかならない。なれやいでハッピーでやってればいいや・・って感じのかなり緩いキャラクターの造形。
こんなのが今の流行だって言われればそうかもしれないが・・・、もう少し頑張ろうよと言いたいぞ。

<あらすじ>
大学を卒業したライデン(アレクシス・ブレデル)だが就職が決まらず不安ばかりがつのっていく。父親(マイケル・キートン)が隣の家の猫を轢いたことから仲良くなったイケメンCMディレクターと付き合うようになる。ちゃらちゃらした雰囲気に呑まれれ胃ひと時の現実逃避をしてると、幼なじみで親友のアダムとの大事な約束を完全に忘れてた。ずっと彼女のことを求めていたアダムだが感情をインベストすることをやめる決意をし、コロンビア大学の法科への進学することを決意、2人で幼い時間を過ごした西海岸を捨てていった。
一方、ライデンは当初希望していた一流出版社の枠が空いたことから急遽採用されることになる。しかし、アダムの存在の大きさに今更ながらに気づいた彼女は、その仕事もやめて東海岸に彼を追ってたびだっていくのだった・・・。

軽いぞ、お前の人生、それでいいのかああああああ????
成し遂げる遺伝子を持ってないちゃらちゃらガールの青春とりあえずOKストーリーでした。

# by ssm2438 | 2012-12-20 21:05
2012年 12月 19日

ドライブ・ファースター(2010) ☆

ドライブ・ファースター(2010) ☆_f0009381_9194549.jpg原題:TRANSPARENCY
    TAKEDOWN[豪]

監督:ラウル・サンチャス・イングリス
脚本:ラウル・サンチャス・イングリス
音楽:クリストファー・ニッケル

出演:
ルー・ダイアモンド・フィリップス (デヴィッド)
エステラ・ウォーレン (モニカ)

     ×   ×   ×

エステラ・ウォーレン老けたなあ~~~。

顔は好みじゃないのだけどなぜか気になる女の子というのが居るものですが、私にとってはエステラ・ウォーレンはそんな感じ。ほとんど期待はしなかったけど、レンタル・ゲオで10円レンタルというものをやっていてその中のラインアップに入っていたので借りたのでした。もっとも、10円レンタルで出す作品ですからほとんど外れは覚悟のうちなのですが、はずれてもそれほど腹が立たないのがこの10円レンタルのいいところ。もっとも送料は1枚でも6枚でも300円とられるので、見たい映画のほかにオマケで借りるつもりでないと10円レンタルでも損をした気分になるから要注意。

でみてみました。
おい! ジャケット全然違うじゃん!!
エステラ・ウォーレン、そんなかっこしてないし・・・、一体何処からその写真だけ拾ってきたんだあ!??
ジャケットの絵を観て、いつかそのうちエステラ・ウォーレンがそんなかっこして出てくるものと、それだけを期待してみてたらいつまでたっても出て来ない、とうとう最後まで出て来ない、おかげで思いっきりかどわかされた感じです。
所詮はカナダ産のTVMなので売れないのはわかりきってるけど、普通のアプローチしてジャケット作ってればもう少し好感度はあったかと思うのだけど・・・。売り方がむかついたので☆ひとつマイナス。

内容はというと・・・、マーティン・スコセッシ『タクシー・ドライバー』を正統派なテイストでやりたかったような雰囲気の映画です。あの映画のロバート・デ・ニーロのなかでは、大統領候補の暗殺も、売春婦ビジネスにはまってる女の子を救い出すことも(連れ出す)同じ価値でしかないという、ちょっと異常な感覚があり、主人公の行う行為自体が一般社会人の価値観とはかけ離れてるところに皮肉な味付けがあるのです。デ・ニーロが助け出す娼婦(ジョディ・フォスター)も、実は助け出されたいとはおもってもないし、他に行き場がないのでそこで自分の場所を見つけてるという感じ・・・。なので、あの映画の素敵なところは、価値観のちぐはぐなところがいいのです。
しかし、この映画はそれを正統派のテイストに焼き直しているのです。

<あらすじ>
5年前娘がレイプされたことから家庭崩壊を経験したデヴィッド(ルー・ダイアモンド・フィリップス)は、とある会社の警備員として働いている。クリスマスも近いある日、その会社の上司の顔パスで通された不振なトラックがあることに気づいたデヴィッド。そのトラックを調査すると、セルビア人の若い女の子が出てきた、中をのぞいて見ると少女の遺体が見える。その直後、ドライバーに襲われたデヴィッドはなんとか女の子を逃がすも、その男と格闘になり重傷をおわされる。しかし最後の根性でそのドライバーを射殺。
昏睡状態の末意識をとりもどしたデヴィッドは、会社の担当弁護士から、このことに関しては口をつむぐという誓約書にサインをするよう求められる。その一連のやり取りにきな臭さを感じたデヴィッドは単独で調査を開始する。

そんな立ち上がり。
外国から強制的につれてこられ、売春をさせられている若いセルビア人女性を、娘がレイプされた経験をもつオヤジが助け出すという話。なので健全なつくりの『タクシードライバー』と言いたくなるのです。
が、問題は敵の規模が物語的には大きそうなのだが、みてると田舎町の材木屋くらいにしか見えないところ。なのに、M4カービンもった軍施設の兵隊らしい人が出てきて主人公を追いつめていく。どうやらシナリオ段階では国家規模での人身売買らしいのですが、そのコンセプトが今ひとつドラマの中からは実感できず、ただの田舎町のチンピラ売春宿とその用心棒連中にしかみえない。演出力の乏しさで、お話の設定だけインフレートしてる感じ。TMVなので予算がないのは良くわかるのですが、その【国家規模的人身売買組織】ってコンセプトをはずして作ればもっと作り手の才能と見合ったものになったのでは??って思ってしまった。

ちなみにエステラ・ウォーレンの役どころは、
レイプ被害者の精神ケアと社会復帰を手だ好けるような慈善団体のセラピスト。なので銃をもってでてくるところなんてありません。

最後は、国家規模の売春組織(もうこのコンセプト自体がナンセンスだと思うのだけど)の政治的力が巨大で法的にはどうにもならないとさとった主人公が単身その田舎っぽい売春宿に突入、以下『タクシードライバー』して最初に出会ったセルビア人女性を助け出すが、本人は重傷でももう動けない。その後の政府発表でもそんな組織はなかったとテレビ放映、主人公に協力してくれた美大生は自殺をよそおって殺され、エステラ・ウォーレンは難癖つけられて手錠をはめられて刑務所行き・・というバッドテイストなエンディング。

そのエンディングにする意味もわからない・・・。
とほほな映画でした。

# by ssm2438 | 2012-12-19 09:22
2012年 12月 18日

スカイライン-征服-(2010) ☆

スカイライン-征服-(2010) ☆_f0009381_2154286.jpg原題:SKYLINE

監督:コリン&グレッグ・ストラウス
脚本:ジョシュア・コーズ/リアム・オドネル
撮影:マイケル・ワトソン
音楽:マシュー・マージェソン

出演:
エリック・バルフォー (ジャロッド)
スコッティー・トンプソン (エレイン)

     ×   ×   ×

CGは一般的にすごい(という名の今で言う普通)けど・・・。

話はおもいっきりつまらない。
というか、CGもすごいとは思うけど、今でいうならありきたいで、もう見飽きたシーンの連続なのでどうでもよくなってしまう。

監督のストラウス兄弟は、CGクリエイター系の人で、Hydraulx(ハイドラックス)というCGを使った視覚効果の製作会社を立ち上げている。この『スカイライン・征服』のほかにも、『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』の監督もしているようだ。基本的にはCGクリエイターなので、あんまりドラマ作りにはむいてないというか、今までよく観た寄せ集めの記号的シーンばっかりで、どうでも良いやって感じ。
特に人間のシーンの描き方はかなりチープで、そうでないところは、よくあるCGでつくったうにょうにょするメカ触手の伸びたメカが暴れてるだけでという最初から終わりまでそんなんだから食傷ぎみ。

やっぱり物語を作る人は、きちんど人間のどろどろを描けないとだめだ。
ありきたりの記号の寄せ集めでは誰も感動させられない・・・。

<あらすじ>
なんか動いてる・・・・。
あ、脳みそから情報吸ってる・・・。
あれ、脳みそ吸われたその人の人格が、どうやらうにょうにょメカを支配したみたいだ・・・。
え、で、それで終わり???? 
あほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

# by ssm2438 | 2012-12-18 21:06