
監督:ジョン・グレン
脚本:マイケル・G・ウィルソン、リチャード・メイボーム
撮影:アレック・ミルズ
音楽:マイケル・ケイメン
出演:ティモシー・ダルトン、キャリー・ローウェル
* * *
麻薬王サンチェスがボンドとCIAの捜査官ライターに逮捕される。そのサンチェスは逃亡、復習のためにライダーの妻を殺し、ライターはサメの生簀に放り込まれて片手片足を失う。復習をちかうボンドは殺しのライセンスのないまま単身でサンチェスを追う。
CIAのパイロット
キャリー・ローウェルはらきわめてチャーミングでいい味をだしている。にもかかわらずあのスケベそうなダルトン相手なのでこれも不運としかいいようがない。
映画の内容もパーソナルな話になってしまいほとんど楽しい平気はでてこない。さらに組み合わせが悪いのは、パーソナルなイベントなのに、相手の麻薬王がガソリンにコカインをまぜるための巨大精製工場などをもっているという、このバランスの悪さがまたまたよくない。
しかし、これで終わってくれた
ティモシー・ダルトンボンド。こいつのボンドは実によくない。よく、スパッと切り替えたものだ。最高の英断だった。